第5回日本安定同位体・生体ガス医学応用学会大会の会長を務めさせていただくことになりました。本学会は、会員が広範な分野の方々から構成され、安定同位体や生体ガス分析を医学分野へ応用することを目的とし、診断、病態の解明、治療の評価に役立てることを目標とし、科学的な見地から研究した内容を発表する会であります。特に基礎と臨床の研究者が共通のテーマの下に集い、情報を交換する場を提供する大変有意義な学術集会です。
第5回のテーマは「『呼気試験のさらなる一歩を求めて〜13C呼気試験を日常臨床検査とするために』といたしました。生体情報における呼気分析の有用性を検討すると同時に、13C呼気試験が日常臨床検査となるには今後どのような活動をすべきかをご検討いただきたくこのようなテーマといたしました。
多数の演題のご応募をお待ちしておりますとともに、ぜひとも多くの方々にご参加いただき、活発な討議を繰り広げていただき、本学会の発展にご協力下さいますよう心よりお願い申し上げます。
第5回日本安定同位体・生体ガス医学応用学会大会 会長
日本大学医学部
医学研究企画・推進室
教授 石井敬基